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第11話 【農業】

草を味方につけ、草と共生する農業は、自然にも人にもやさしい。
佐藤農場 佐藤 睦さん
(佐賀県鹿島市)

【動画】無農薬で作る、健康・安心・美味しい柑橘(2:53)

多良岳の麓で無農薬柑橘栽培に取り組む佐藤さん

柑橘栽培が盛んな土地として知られる有明海を望む多良岳の裾野一帯。 この地で全国最大規模の柑橘園を営むのが佐賀県鹿島市の佐藤睦さん。

高齢化や後継者不在等から周囲の農家が次々と農業を辞めていく中、「無農薬有機柑橘栽培農家」の看板で近隣耕作放棄地を次々と受け入れ、 今では50か所以上、30ha(東京ドーム6個分)もの広大な土地で柑橘栽培を行うようになりました。

荒れ果てた崖のようなこの場所がなんと「佐藤農場」のひとつ。 農場のイメージとかけ離れた光景ですが、地面を覆う草は「フルーツグラス」と呼ばれる草生栽培用の植物。 様々な樹木を植え、多様な生態系の中で害虫の異常発生を防きます。 害虫の捕殺や病気の原因となる枯れ枝の除去などは人の手で丁寧に行います。

木の枝にはまだ青く小さな温州みかんが実をつけています。 草木が浄化した水を吸って育つみかんの美味しさがファンの心を掴んでいます。

無農薬有機柑橘栽培を始めた理由

以前は他の農家と同し方法をとっていた佐藤さんが栽培方法を見直すことになったのは、“熱心な柑橘農家ほど農薬の影響で体を壊す”現実への疑問から。 農家自身が健康に過ごすことで、本当の安心安全で美味しく健康的な作物を消費者に届けるという信念で、無農薬有機柑橘栽培をスタートしました。

見た目の美しさが「おいしそう」という印象につながる柑橘などの果物での無農薬有機栽培は本当に厳しいチャレンジ。 長年無農薬有機栽培のコストを価格に反映させることができなかったそうです。

見た目の悪い柑橘で勝負する

見た目のきれいさで買うものを選ぶ習慣がしみついている私達にとって「見た目の悪い柑橘で勝負する」困難さは容易に想像できます。 そんなチャレンジを28年間続け、ひたむきにファンを開拓し、地域で最も活気のある全国有数規模の農園に発展させた佐藤さんの粘り強さには本当に頭が下がります。 そのこだわりと味で私達に新たな価値感や奥深さを教えてくださっている佐藤さんの取り組みは、私達にとって本当に貴重な財産と言えるかもしれません。

佐藤さんの柑橘はずっしり重く、たっぷりと果汁を含んでいます。 生の果実はもちろん、爽やかな甘みと酸味のバランスが絶妙のジュースや皮ごと輪切りにしたドライフルーツなど、「本来の味」を楽しむ満足感・贅沢感に満ちています。

佐藤さんの柑橘で、新しい喜びや楽しみをぜひ発見してください!

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