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第12話 【農産加工業】

鹿島に来て、漬物を食べて、蔵を見て楽しんでほしい。
漬蔵たぞう 田雑継市郎さん
(佐賀県鹿島市)

【動画】漬物屋親爺と若者の出会いが生んだピクルス(3:15)

酒処で100年続く老舗漬物屋

酒処で知られる佐賀県鹿島市で100年続く老舗漬物店「漬蔵たぞう」。 地元の酒粕を使った奈良漬など、新鮮なお野菜を数か月じっくり漬けた昔ながらの漬物を丁寧に手作りしています。

漬蔵の4代目となるのが田雑継市郎さん。 昔ながらの味を守り続けて今に至りますが、漬物に適した野菜は年々出に入りづらくなっており、 また「もっと塩味を少なく」などの相談もよくあるそうで、今のままのでやり続けるのか、時々考えるそうです。

曽祖父が島原の山をひと山買って立てた蔵

昔ながらの漬物と合わせて、たぞうが誇るもう一つシンボルと言えるのがその巨大な蔵。 田雑さんの曽祖父にあたる初代が、一定の環境で漬物を発酵熟成させるために、島原の山をひとつ買い、山の木でこの蔵や樽を作ったのだそう。

何でも減塩がもてはやされますが、しっかり塩を使うからこそ無添加で長期保存できます。 このような立派な蔵を今に残す漬物屋には、やはり昔ながらの味を守り続けてほしい気がします。

若者との出会いから生まれたピクルス

そんな漬蔵に、田舎に憧れ福岡から移住してきたひとりの若者が訪ね、その佇まいに感動したことで新たな展開が生まれました。

田雑さんの「自慢の蔵を見て楽しんでほしい」との思いに応えて若者が蔵を整理、お客さんに解放しイベントを行うようになりました。

また若い人にも親しんでもらえる新たな商品づくりをいっしょに始め、サラダ感覚で食べられる、和食に合う「百年ピクルス」が生まれました。

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