引渡しと退出時の条件や建物の躯体や設備（電気・ガス・水道）外観に関わる事で大家さんの負担や許可が必要な事項を調査確認して、必要な措置をお願いとして伝えます。これらはもちろん、身勝手な要望を言うのではなく、常識を踏まえたうえでの条件の整理と考えてください。むしろ後々お互い気持良くあるための下地づくりみたいなものです。
また、現実的にはこの時点ではまだ、事業資金は準備段階であることが多いため、その見通しによっては不動産契約と賃料発生のタイミングに関しては貸主さんの理解を得なければならないわけです。
優良物件であれば、他にも申込者がいるケースは多々あります。ですから、要望やお願いは一方的ではなく、デリケートな駆引きでもあります。歩み寄りにより 何らかの解答や妥協点を見いだし、あらかじめコンセンサスを取り、賃料条件の交渉が必要ならば、それらの状況をふまえた上で進めるとお互いに納得できるでしょう。